在宅ワークの中でもホームページ制作は、上手にやれば結構な収入になります。
でも、困る事が多い仕事でもあります。
中でも一番やっかいなのは、発注側でホームページの仕様が定まっていないケースです。
これが結構、多いです。
仕事を請け負う時は、値段が決めてから着手になります。
その値段は示された仕様をもとにして両者で折り合った金額です。
ところが、作業を進めていき、ホームページがだんだん形になってくると仕様変更が起こるのです。
マイナーな変更ならともかく、とんでもない、今更困るといった変更を言われる事があります。
例えば、もうホームぺージの制作も終盤に入って、
「 全体の色をやはり、白ではなくて、黒にならないかな。 」 という要望は辛いです。
フォントの色から、バーナー等の作りこんだ画像までみんなに影響して来ます。
今から変更するのでは、とても報酬に見合った作業ではない!
私は何度か地雷を踏んだので、出来るだけ早い時期に制作途中のホームページを見てもらう様にしています。
その上で、「 もうこれ以降、重大な変更はできませんが、大丈夫ですね。 」 と確認します。
しかし、それでも、解決にはなりませんね。
散々、制作途中で打ち合わせをしながらも、終盤で、どんでん返し が ・・・
発注者側が一旦、変更を決めると元の仕様に戻す事は、まず出来ないです。
後は値段の問題になりますが、終盤での値段交渉は良いことないです。
それまで発注者と良好だった関係が崩れていく場合があります。
その時点での仕事の打ち切りは、脛に傷を負う事になります。
結局は変更をのむことに ・・・
それで終われば良いのですが、その後も変更の連続で泥沼化して行くことも。
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私の経験から対策として実施しておきたい事項を下に記します。
- 仕事を始める前に着手金として総額の半額を貰い受ける。
- 制作が進んできたら、「 この先、仕様変更が出来なくなる 」旨の確認書を取る。
- 受託契約書の中に仕様変更できない場合があると記載しておく。
- 納期はお互いに協力しあって守る旨の約束をしておく。